PC自作を行なっていると、自然とサブ機が出現してしまいますが、うちのサブ機はマザーボードがP5K-ProのLGA775マシンです。CPUは当時売れ筋だったCore2 Duo E8600。流石にメインを約6年前に譲っていますが、たまたま秋葉原の某店にてLGA775のCPUが安かったので買ってみました。その取り付けについて。
Core2 Duo E8600とCore2 Quad Q9500
Core2 Duo E8600とCore2 Quad Q9500はどちらもIntel製CPUでソケットはLGA775です。いずれも2008~2009年に登場したCPUで、LGA775ではかなり最後のほう。この後はi3/i5/i7の名称に変わり、ソケットもLGA1156→LGA1155→LGA1150になっていきます。
E8600とQ9500で最も異なるのは名前の通りコア数。E8600が2コアに対しQ9500は4コアになっています。動作周波数はE8600の3GHzに対し、Q9500は2.83GHz。動作周波数ではQ9500が劣っているとはいえ、今やマルチコアが普通の時代、パフォーマンスではQ9500が上回っているはず…と考え載せ替えることにしました。なんといっても、未使用状態で2,000円で売られていたので…。
ちなみにLGA775の最高峰PCUはCore2 Quad Q9650で、動作周波数はもとより、L2キャッシュの容量でもQ9500は劣っています。
載せ替え作業
載せ替え作業はいたって簡単。CPUファンの取り外し→CPU取り外し→CPU取り付け→グリス塗布→CPUファン取り付け、で完了です。
今回のマシンはマザーボードがASUSのP5K Proです。

CPUに付属のIntel製クーラーなので、クーラーの四隅にあるピンを45度回してクーラーを外していきます。

CPUクーラーを外し、横にあるCPUをロックしている部分を外します。

そして交換後のQ9500を慎重に取り付け、ロックします。

この後は、CPUグリスを塗って元のクーラーを取り付けロックし完了です。
元のE8400用のクーラーで良いのか、という部分はありますがメインマシンではなくそんなに長時間負荷がかかるような状態にならないと想定し今回は妥協します。
交換後の感想
まずはデュアルコアからクアッドコアに変更されたことによる安心感がありますね。まぁ今時LGA775のマシンをメインに使う気にならないのが正直なところですが…。
ということで、2,000円程度なら満足度も高く、一応現役復帰くらいはできるのでは?といった感想です。