家電製品携帯電話

前回までのエントリでオーストラリアの現地MNOのSIMについて書きましたが、実は予備で別にSIMを持って行っていましたので、そちらについて。

AIRSIMとは?

AIRSIMは香港のSINETOWNという会社が提供する海外ローミング用のSIMで、1枚持っていると都度トップアップで様々な国で使えるメリットがあるSIMです。日本では代理店もあるみたいです(URL)。

入手方法ですが、最も簡単なのはamazonでの注文でしょうか。私も出国前にamazonで注文しました。

料金プランなど

料金プランは使う国によって違うので一概には言えませんが、docomo/au/SoftBank等が提供するローミングプランよりも安価です。AIRSIMを使うにはアプリが必要ですが、アプリからローミング先を選びプラン(日数)を選びます。

アプリで使用可能なローミング先は確認できますが、メジャーな国はほぼ網羅されているようです。

AIRSIM App Screen
AIRSIMのローミング先の選択画面

ここでオーストラリアを選択すると、下の画面のようになりプランの選択ができます。

AIRSIM App Screen
AIRSIMのオーストラリアのプラン

この画面で日数と音声プラン(無しも選択可能)を選んでクレジットカードで決済、しばらくすると(もしくは再起動などをすると)通信が使用可能になります。

なお、スクリーンショットの通りAIRSIMはオーストラリアではOPTUSの電波を使い、データ通信500MBytesまでは高速通信が使えますが、それ以降は速度が256kbpsに制限されるようです。

ではほかの手段に比べて料金的にはどうなのでしょうか?一例ですが、私が先日行ったオーストラリアで比較してみました。

プラン AIRSIM
(500MBytes
高速通信)
Optus
(Prepaidプラン)
docomo
(パケットパック
海外オプション)
24時間 USD 3.99 980円
5日間 USD 13.99 AUD 10.00 4,900円
10日間 USD 24.99 AUD 20.00 9,800円

表のとおり、為替レートにもよりますがだいたい安い順で
Optus < AIRSIM < キャリアのローミングオプション
となるイメージで間違いないと思います。さすがに現地で調達するSIMにはかないませんが、日本でも入手できるのが最大のメリットです。

このように、現地SIMを買うのが手間、もしくは現地にそれほど長くはいないけど、国内キャリアのローミングよりは安く使いたい…といった状況の時に便利なSIMではないかと思います。入手も日本でできるので簡単です。

おまけ

AIRSIMは実は日本国内でもIIJ(docomoのフルMVNO版)とSoftbankで使用可能です。

IIJのプランを選択すると、フルMVNOのIIJにローミングインするようで、スマートフォンのキャリア表示がIIJになります。

IIJ Roaming
IIJ表示をiPhone上で出してみたところ

以上、AIRSIMのお話でした。現地SIMを買うほどでもないような際に使ってみてはいかがでしょうか。

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オーストラリアのMNO、OPTUSのプリペイドSIMのアクティベートを実際にしてみましたので、ちょっとだけ説明します。2018年7月現在の情報です。

アクティベートのページにアクセス

まずはSIMにも書いてある通り、アクティベートを実施するページ(https://www.optus.com.au/activate)にアクセスします。

OPTUS Activate page
OPTUSのActivateページにiPhoneでアクセスしたところ

ここから先はページの説明に沿って入力していけばOKです。

  • SIMの番号
  • 使う人の情報
  • 電話番号(いくつかの中から選択する)
  • 利用プラン
  • チャージ(前のエントリのようにバウチャー別に買った場合その番号を入力)
  • ID情報(パスポート番号、またはクレジットカード番号)

これらを入力すればアクティベートされます。
そしてSIMをスマートフォンに入れてしばらく待つと利用可能になります。

アクティベートページへのアクセス手段

実際にアクティベートをするためには、アクティベートのページにアクセス可能な何らかの手段(無線LAN・ほかの使用可能なSIM…etc)が必要です。

私は日本国内ではdocomoを使っているため、滞在初日だけ『パケットパック海外オプション』を利用しました。これは、開始から24時間980円で、普段契約しているパケットパックのデータ通信が使用できるサービスです。もっと安ければいちいちプリペイドSIMを買わなくてもよいのですが…。

滞在期間や国によってはプリペイドSIMを買うよりも、こうした国内キャリアが提供しているサービスのほうが結果的に安かったりします。ですので、きちんと調べてからプリペイドSIM購入を行うべきです(プリペイドSIMを買ったり、他国のサービスを実際に使うのが趣味の方はよいのですが)。

おまけ…Wi-Fi Callingについて

OPTUSのSIMをiPhoneに挿すと、Wi-Fi Callingの設定項目が出現します。ただ、プリペイドプランでは使えないようです…残念。

Wi-Fi Calling OPTUS
OPTUSのWi-Fi Calling設定画面

この画面で設定しても、現在のプランでは使用できない旨警告画面が出てしまいます。

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オーストラリアに旅行で行きましたので、プリペイドのSIM関連について書いていきます。2018年7月現在の情報です。

プランが使いやすいのはOPTUS

オーストラリアの携帯電話事業者(MNO)はTelestra, OPTUS, Vodafoneの3社(シェア大きい順)がありますが、旅行で1週間程度の滞在だとおのずとOPTUSになりそうです。

なぜなら最低金額が最も安いプランが用意されているのがOPTUSだからです。データをガンガン使うのであればVodafoneも選択肢に上がるかもしれません(注:キャンペーン価格が有効の場合)。ちなみにOPTUSのSIMは空港などでも売店で取り扱いがあったりするので最も手に入れやすいと思います。Telstra、VodafoneのSIMも(あるいはその他MVNOのものもある)ショッピングモールの量販店などで買うことができます(各社ともSIMだけだとAUD 2.00程度)。

 

スーパーでのSIMカード販売の様子
購入したSIM

私は写真のOPTUSのSIMを空港で買いました。AUD 2.00のSIMオンリーにAUD 20分のコードを付けてもらいました(写真右上のレシートにコードが書かれています)。

MNOのプリペイドプラン比較

各社(MNOに限定)のプリペイドプランを比較すると…

Telstra: 2.5GBytes@AUD 30(28日間)
OPTUS: 5GBytes@AUD 10(5日間) or 12GBytes@AUD 20(10日間)
Vodafone: 25GBytes@AUD 20(35日間) ←キャンペーン価格の模様。

とこんな感じになっており、5日間であればOPTUS一択、10日間となるとVodafoneも選択肢に…といったところかと。
ちょうど私は7日間だったので、AUD 20のプランを…ということでした。

ちなみにとりあえず海外SIMを経験してみたい、または単に待ち受けの現地電話番号のみが欲しい、といった場合はTelstraのDay2Dayというプランが最も安く、AUD 5.00のチャージで5日間使えます。1日100MBytesだけしかデータがありませんが…。

次回のエントリでは実際の使いはじめ方などについて書きたいと思います。

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今回は中国移動香港のプリペイドSIMを使っていると受信するSMSについて少し紹介します。

月額の利用料関連

中国移動香港のプリペイドSIMは番号を維持するのに毎月HKD 2.0が必要です。その引き落としをする予告のためのSMSが前々日から2回程度届きます。

トップアップ済みの金額が足りない場合には利用停止になる旨が書かれています。

次が実際にトップアップから無事月額利用料が引き落としできたときに受信するSMSです。これでまた1か月使用可能になります。

予告通りの日時に引き落とされた旨がSMSで届きます。

トップアップ関連

中国移動香港のプリペイドSIMはWeb上からトップアップができます。トップアップが終わった時に受信するSMSがこちらです。

この例ではHKD 50.0をトップアップしています。

ちなみにトップアップは上でも述べた通り中国移動香港のWebから実施できます。Web上で言語を英語版に変更後、ページ上部から
Online Service → Payment & Refill → Prepaid Card Refilment
と選んでいくとトップアップの画面になりますので、電話番号とトップアップ金額、支払い手段(日本のクレジットカードも使えます)を選べばOKです。

トップアップ画面

問題なくトップアップが行われると先ほどのSMSを受信します。

以上、中国移動香港のプリペイドSIMに関する情報でした。
こちらは2018年6月時点での情報です。)

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最近二回ほど香港に旅行に行きましたが、その時に使った現地のプリペイドSIMのお話。2017年7月現在の情報です。

中国移動香港のPrepaid SIM

初めて香港に行ったときには、Amazon (Japan)で入手可能な中国移動香港のSIMを購入して持って行きました。Amazonでは香港で使えるSIMが多数取り扱われていますが、滞在期間が短かったためパッケージ上の記載が最も短い期間のものを購入。5日/1.5GBytes使用可能な『CMHK 4G/3G Individual Traveler Prepaid SIM Card』。最近は有効期間が少し伸びて10日間になっているようです。

 

中国移動香港のSIMの使い方

中国移動香港のSIM、何も設定しないで香港でスマホにSIM挿入して使い始めると、当然ですがパッケージに書かれた通り使えます。ただ、デフォルトでパッケージ上のプランになる、というだけでUSSDコードを使えばPrepaidプランで使用可能な他の色々な、オプション的なものが使えるようです。

例えば上のパッケージであれば、書いてある通りHK$68分がチャージされた状態のSIMカードということになります。で、デフォルトでは

    • 香港で使える5日/1.5GBytesのデータ(HK$48)
    • HK$18分の余り(通話等に使用可…72分使えるようです)
    • HK$2の登録料(登録時とそれ以降月1回必要)

の合計HK$68ということになります。

デフォルトは上記のとおりですが、SIMを維持している間(=毎月のHK$2を支払っている間)はPrepaidプラン内の変更や追加は可能になっています。例えば一旦帰国して放置した後でもう一度香港で使う場合や、香港から中国本土(深圳など)に行く場合でも、USSDコードを送信すれば再度データ量を追加したり、中国本土でローミング可能なプランにする、などといったことができます。

主なUSSDコード

『CMHK 4G/3G Individual Traveler Prepaid SIM Card』の2017年8月現在の使えそうなUSSDコードは以下の通り。

使用用途 USSDコード 値段(HK$)
アクティベート/残額確認 *#130#
5日/1.5GBytes(4G Speed) *103*100*07# 48
10日/1GBytes(14.4Mbps) ※ *103*100*08# 68.6
30日/中国本土&香港
200MBytes(4G Speed) ※
*103*200*04# 38
30日/中国本土&香港
1GBytes(4G Speed) ※
*103*200*05# 98
30日/中国本土&香港
2GBytes(4G Speed) ※
 *103*200*06# 168
※のサービスキャンセル *103*02#

※の付いているサービスはキャンセルしないと自動更新されます。
詳しくはCMHKのWebPage参照。

サービスがどの程度の間隔で更新されるか不明ですが、現在の状況ということで。

次のエントリでは、実際にこの中国移動香港のプリペイドSIMを使っていて受信するSMSやそれに関連した追加のトップアップについて紹介します。

家電製品

Panasonicのシェーバー、ES-LA84を使ってきましたが約5年が経ち電池が持たなくなってきました。当初はだいたい満充電で5日~1週間使えていたものが2日程度で充電がなくなってしまう状態に…。そこで電池交換にチャレンジしてみました。

Panasonic ES-LA84のバッテリ

ES-LA84には充電式のLi-ionバッテリが搭載されていますが、調べてみるとLi-ionバッテリだけでも純正品が比較的簡単に入手できるようです。型番はESLA50L2507N。

リンクを貼っておいて微妙なのですが私はyodobashi.comで買いました…。

バッテリの交換作業

では交換作業についてです。まずバッテリであるESLA50L2507Nを入手します。

ES-LA84
ESLA50L2507NとES-LA84

交換作業はさほど難しくなく、すぐ終わります。

1.底部のネジを1本外しパーツを引き抜く形で外します。

手順1

2.背面パーツを外します。

手順2

3.電池カバーの役割をしているパーツの周りから6本ネジを外し、カバーを開けると電池が出てきます。写真の奥側には配線があるので、電池カバーは完全には外れないことに少し注意が必要です。


手順3

4.古いバッテリを上のほうに引き抜き、代わりに新しいバッテリを入れます。形は単3型に似ていますが、+と-に注意が必要です。

5.元通りに組み立てて完成です。

バッテリ交換の結果

電池交換にともない、満充電でのパワーも復活しました。650円程度と自己責任とはいえこの程度の手間なので、もっと早くやっておけばと思いました。

このES-LA84と同じ時期に発売されたES-LA74/ES-LA94もほぼ同じ構造ではないかと。

なお、個人での分解・改造は保証が受けられなくなるかもしれませんので、上記と同様に電池交換を行う際には自己責任でお願いします。

万年筆

前回のblogで取り上げた、プレジール/プレピーに続いて、もう少し本格的な万年筆が欲しい…ということで、またまた日経トレンディネットのこちらの記事をもとに購入したのがLAMYのSafariです。

“カジュアル万年筆の代表的なモデル”と紹介されている通り、Safariは注意して見ると意外と使ってる人がちらほらいたりしますね。

現在では2本所有していて、最初に買ったのが白のEFニブ、2本目として買ったのが2013年限定カラー・ネオンのFニブです。実は2本目は買うつもりはなかったのですが、イエロー好きとして2013年限定カラーは早めに押さえておかねばなるまい!というきっかけで手に入れました(最初に白を買ったときにはそんなものがあるとは知りませんでしたし…)。
LAMYのSafariはさすが代表的なモデル、blogなどでも多数レビューがありますが、少しだけレビューを。
まずうちに来た白EFは引っかかりもなく、サリサリとしたいい書き味です。プレジール/プレピーの0.3よりも細い字で書けます(インクの問題もありそうですが)。
2本目のネオンFは使い始め多少引っ掛かりがありましたが、使っているうちにだいぶ滑らかになった気がします。ただ、1本目のEFのほうが書き味的には未だ上でしょうか。太さはFニブということで、多少EFよりは太いですがあまり変わらずで、うちに来たものはどうも細めのFのようです。ただ、このくらいの太さだとメモなどには使いやすいのでいいですね。

写真を撮った時には、それぞれコンバータを使用し
白Safari (EF):Pelikan Edelstein Tanzanite
ネオンSafari (F):CARAN d’ACHE Grand Canyon
を入れていました。
書き味の差はあるものの、どちらもスキップしたりといった問題はなく、インクフローは良好です。

個人的には、白はオフィスでも違和感なく使えるので重宝しています。
ネオンはちょっと目立ちすぎというのと、書き味のこともあり、家でたまに使うような感じです。好きなんですけどね、この色。

 

万年筆

たまたま万年筆に興味を持ちました。
きっかけは日経トレンディネットのこちらの記事。

中学生くらいに安いのを一本持っていましたが、キャップがネジ式なのが面倒だったのかな…あまり使うことなく今までやってきました。
仕事をしていても、昔の上司が紙にメモをする時に万年筆を使っていたりしていましたが、これまで興味を持てず…。

なのですが、たまたま上の記事を読んで、なぜか万年筆を買ってみたくなり、買ってみました。
買ったのは記事にもあった、プラチナ万年筆の「プレジール」
太さの選び方などはよく分からないのでとりあえず0.5にしてみました。…が、ちょっと太い??
ということで、プレジールとペン先(と言っていいのかな?)の交換ができる「プレピー」の0.3を後日買ってきて、付け替えて使っています(写真は付け替えていない状態です)。

「プレジール(アイスホワイト)」0.5と「プレピー(ブラック)」0.3。普段は中身を逆にして使っています。

インクは、とりあえず付属のブラックのカードリッジで使い始めました。
…おー、万年筆ってぬるぬる書けてなかなかいい。

とここで終わらないのが、万年筆の奥深いところ(らしい)です。
この後しばらく万年筆系の熱は続きそうです。